28.3.09

青いお皿の特別料理


図書館で見つけて読んでみた本。
どうも料理に関するタイトルがつくと自然と手にしてしまう。
この本も何もお目当てもなく、ボーっと棚を眺めていて無性に読んでみたくなった1つ。

17から成るの短編集ながら、それぞれの主人公は別の短編になんらかの形で登場し、それぞれの人生と物語が語られる。
それはまるで、よくある日常生活のようであり計算された様でもある。
他人のようだけど他人の様に思えない一節。
知らないけど知っていそうな1場面。

表紙にある青いお皿は地球なのか、丸い円の様にみんな繋がっているという事なのか。

そんなどこにでもあるであろう人生の1瞬。
そして普通の人の普通の喜怒哀楽の詰まったドラマ。
好きな空気感です。

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