6.5.12

Beasties forever

ちいさな時のおおきな憧れが小さく見える
かっこよかったあの人が年老いている....

そりゃそうだ
自分がすでに若くないのだから...



あれは高校生のとき
部活が一緒で、東京へよく買い物にも行った友人の家に遊びにいったときのこと
彼の部屋でかっこいいジャケットのレコードを爆音でかけてくれた

クールな低音とスクラッチする音、独特のテンポで歌うように話すようにかけあう違う声色の3人
それは今までユニコーンやブールハーツ、タイマーズなんかを聞いていた少年の身を揺らし心までも揺らした
時にハードに時にジャジーに、叫ぶようにお経のように
今まであまり聞いた事のない音楽だけど、あまりにかっこいい...それが
"Beastie Boys"だった。



あまりにレコードジャケットがカッコよくてイラストを描いた。
あまりに好きで彼らの着る服、作るものを少ない情報と少ないお金で真似もした。

そして都会へ巣立ち、昔のCDを買いライブに行きGOODSを集め、NYまで行った。


そんな青春と共に年を重ねたBeasties。



そしてそんな吉報の朝、お店の電話が鳴る。
話の主は私が接客中であるのに『少しでいいからかわってくれ』と。
かわればそれは専門学校来の友人nalkiの坪井氏であった。
『聞いた?アダム・ヤウク死去...ってこれビースティのだよね。』
『え!?....』

彼はそのニュースをどうしても伝えたかったらしい。
その優しさは嬉しかったがあまりにショックだった...。


我が青春の1ページ。
いや、全世界のアラサー、アラフォー男子の青春そのもの。
本当に残念でならない。
本当にありがとう。


R.I.P MCA 1964-2012

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