26.9.14

長野妄想R不動産 #4

いつもの風景は案外見落としがちで、無くなってしまえば元に何があったかさえ気が付かない。
水の様に流れていく時代と街とひと。

妄想エントリー4軒目、哀愁バージョン。

なかなか世知辛い世の中。
そうそう上手くはいかない。
しがらみと権利や法律、そしてそして....。


街の真中にあった商業施設を壊して駐車場。
たかだか20数台くらいの駐車場。
本当に作る意味(必要性)はあったのだろうか。
自分達のエゴだけではないのだろうか。

もっと未来の為に公園を作るとか、緑を植えるとか、もう少し可能性のあるのりしろづくりは出来なかったのか。

さて今回、そんな事をふまえつつの物件というよりはもはや空間。
中途半端に壊して残された不思議な空間はもはや意味がわからなく、駐車場に面した一辺が大きく口を開け中が丸見え。
目の前は駐車場なのでいい景色とはいかないが、南側に面している事と駐車場で辺りがひらけている事で
居心地は決して悪くない場所。


tsuchiya-021111e.jpg

もちろん立ち入る事も使用する気配もないのだけど、これまた気になりすぎる。
見ようによってはかなり面白いだけに。
街の中ちょっと奥に潜むアーティーな異空間。

外に直結した空間、コンクリートの壁と天井。
物販や飲食は不可能。
大きな柱があるのでスポーツや運動にもキビシそう。


tsuchiya-021111f.jpg


考えられる事。
コンセプトスペース/ゲリラスペース。
週替わりなのか、月替わりなのか様々なイベントの場所として提供。
若い才能と自由、勢いなアイデアを表現する場所。

1. 壁の多さを利用しての落書き場。

tsuchiya-021111a.jpg
 (例えば、こういう具合にグラフィティをアートとして作品として見せる空間として)
 
 
 世の中に不平不満を持ち、自らを主張したいアナーキーなペインター達へ。
 アート作品を作るという体で壁を太っ腹で提供。
 自由にそしてダイナミックに壁を使って展示、主張してもらおうという試み。
 上手くいけば海外からの大物だって来るんじゃないだろうか。
 アートは生ものとして、どんどんペインターが変わりアートも上書きされていく。
 時に寛大に明瞭に、人は街はこういう場を提供すべきだと思う。
 そして、その積み重ねられたアートを本にして出版なんてビジネスも.....。

2. 誰もが使える、持ち込めるオープンフォトスタジオ。
 
tsuchiya-021111i.jpg
   (こういった具合で機材を使い、撮影が行われる風景、場面、場所がこんなところに....)

 
 あまり長野では聞かれない場所。
 天然光も入るし、照明を焚いても良いし、空間まんま創ってしまってもいい充分な箱。
 広さやコンクリートの質感ともに、コンセプチャルな写真等を撮る際には良いのじゃないだろうか。
 
3. 半外半中で陽当たりが良い、街の中心地というとてつもない好条件のフリーテラス。
 
tsuchiya-021111c.jpg
(簡易なベンチが並び誰でも共有できるスペース)


   公園まではできないけど、しっかり緑を管理する人がいて。
 フランスの植物学者でありアーティストでもあるパトリック・ブラン氏の「緑の壁」的な癒しな壁があったら更に良し。
 そこにベンチを置けば。
 近所の会社員やOLがランチする場所、通りすがりのお年寄りの憩いの場所、高校生のたまり場、暇な人の待ちぼうけ場所、
 働かない人のさぼり場所、酔っぱらいの聖地にも。


tsuchiya-021111h.jpg


なんでもないデッドスペースが、息を吹き返し、なんならちょっとした商売だって未知数な場所。
壊すかもしれないし、何かに作り変わるかもしれないリミテッド感。
なかなかお目にかかれない不思議なシチュエーション。
箱は特に何もする必要はないし、大した出費もなし。

自由に見えて堅苦しい実際。
何かに縛られて、見張られる世の中。
こんな事を考えて。
こんな事を実行する。
こんな事を訴えて。
こんな事を求めてみる。

人間とは想像力である。



でも、わかってる。
みんながみんな、僕の様でない事は。


注)あくまで個人の妄想であり、実在する建物の諸々は一切関知しておりません。なお不動産を斡旋、紹介するものではありません。

(2011/Nov/2 投稿)

21.9.14

Hello,FOLKS! vol.3 Report

暑い季節は余韻もなくあっさり過ぎ去って、寒い風が徐々に訪れはじめた9月初旬。
不安定な雲行きに、ただただ晴れるのだけを祈りつつ
今宵も始まるHello, FOLKS! 第3夜。


今夜の会場は長野市某所。
念願の屋上というシチュエーション。


高い建物がない街の景色は眺めがいい。



セッティング中。



お出迎え中。



だんだんとお客さんが集まり始めます。



あまりお気づきにならなかったかもしれないけど、ランチョンマット。(お手製)



乾杯。



盛りつけワークショップ的な、お皿に盛りつけ方についてのレクチャーがシェフから。
食事は盛りつける所から、彩り、見た目から
センスが出ます、ワクワクします。



うらやましい......。




しぜんと会話がはずみ、食もすすむ
その日初めて会った人と、話した事ないけど噂には聞いてた人と
おとなやこども、そしていぬと

いつもと違うシチュエーションで食べる美味しいごはんはまた格別





今宵も沢山の笑顔がみれて幸せです。

まだまだ
もっともっと
いろんな人を巻き込んでいきますよ。

次回vol.4につづく。


9.9.14

COMMUNE YARD #5 AD


出店希望は thephamilee@yahoo.co.jp/ツチヤまで 
9/28(日)までの受付です。

8.9.14

長野妄想R不動産 #3

妄想エントリー3件目
元たこ焼きいづみ。
現在(2011/10月当時)テナント募集中。

tsuchiya_011011b.jpg

決して建物自体がイカすという訳ではありませんが、昔からいや一目見たときから気になる存在だった物件。
最近までおばちゃん(いづみさん?)が1人でたこ焼きやら、かき氷やらで細々商っていたはずなのに。
気が付けばお店はもぬけの殻になり、おばちゃんの影はもちろん、なぜか残された冷蔵庫のフタがもの悲しく開いているばかり。


tsuchiya_011011d.jpg

しかしこの物件のいい所はなんともな立地。
目の前は駅から続く2車線道路の交差点角、周りはほぼ駐車場。
朝夕は、会社に行き交う人の通りも多いこの道。
そんなコンクリート平野にポツンと忘れられた様に、ひっそりと自分の場所を守ってきたいづみ。
しかしそれは、中途半端に開発されてしまったあげくの果て。

だけど見ようによっては
海水浴場の監視のお兄さんの豪華な部屋、いやリッチな駐車場の管理人室、いやいい大人の秘密の隠し部屋的な。
なにか気になるそそられる大きさと立地なのである。

tsuchiya_011011c.jpg
そんな妄想プランはただひとつ。

サードウェーブと言われる様な現代の美味しいコーヒーを提供するスタンド。
そして美味しいドーナツ。

コーヒーのテイクアウトと自家焙煎豆の販売。
ゆっくりで丁寧、道具と煎れ方にこだわったコーヒー。
寡黙で、取っ付きにくいがどこか憎めない店主。
グッドデザインな紙袋に入った豆、オリジナルのトートバックやエコバック、そしてマグカップなんかも作って。
意外とデザイン派で、グッズもぬかり無し。

学校の帰りの小学生や高校生、もしくは近所で仕事をする人達のちょっとしたお腹を満たす人気のドーナツ。
みんなでも、一人でも、カップルでも。
コーヒーを飲みながらドーナツ。
お店の前、歩道に出ているイスに腰掛けちょっとだけホッコリ一息。

あっ〜....
無性にあそこのドーナツが食べたいっ!
今日はあそこのコーヒーって朝から決めてるの!!
そんな場所に是非。

tsuchiya_011011a.jpg
*現在(2014/9月)この場所は無事、スケート用品店mother skateboard macketに生まれ変わっています。

注)あくまで個人の妄想であり、実在する建物の諸々は一切関知しておりません。なお不動産を斡旋、紹介するものではありません。

2.9.14

COMMUNE YARD 2014(告知)

COMMUNE YARDという名のマンデーマーケット 第5回目。

日時 10月13日(月/祝) 
時間 AM11:00~PM 5:00
場所 南千歳公園





つきましては出店希望の方々をまだまだ募集しています。

協賛費(出店費): 1ブース ¥1500
1ブース(約2m×2m)1ブースの人数は何人でも構いません。
雨天時、日差しよけのためタープの準備をお勧めします。

申し込み締め切り 9/28(日)迄です。 

出店内容:商品,個人の作品等の販売。個人の雑貨、洋服販売、飲食販売(要 許可申請)など。
(売り物の内容については出店希望時にお知らせください。)

出店希望、質問等は
 thephamilee@yahoo.co.jp / ツチヤまで


場所の広さ等の問題で、出店希望者多数の場合は、参加をご遠慮頂く場合がございます。
あらかじめご了承ください

Translate