30.12.16

GOOD-BYE 2016

毎年早く感じる1年は、毎年気がつけばこんな時期。
年をとる喜びと年をとる悲しみ?で複雑な気分。
一周まわってどうでもいい...そんな気持ちにもなるわけです。

さてPHAMILEEは今年、新たな動きを起こし
原点回帰して業界にきちんと向き合い、僕たちが考え思う事を共有することに挑戦しました。
そして美容学校に講義、講習に行かせていただき、東京からゲストを呼んでセミナーを企画しました。
そんな中、改めて気づくこと、再認識できたことたくさんありました。
そして自分達がやらなければいけないことも明確になりました。
POP-UP STOREという試みも続いていますが

来年も皆様に一目置かれるような存在になれるよう本業も
本業以外の社会貢献もより充実できたらと考えます。

ブログももう少し更新したいと思います。
来年はいよいよ10周年。
オリジナルグッズ作ります!



皆様良いお年を。

年末年始営業
12/31(土) ~ 1/4(水) お休み
1/5(木) 11:00〜19:00(最終受付18:00)
1/6(金) 通常営業

14.12.16

年末年始休業についてのお知らせ




 12/31(土) ~ 1/4(水)までお休みをいただきます。

但し、12/30(木)は通常定休日ですが、営業しています。
1/5(木)は短縮営業 11:00 ~ 19:00(最終受付18:00)
1/6(金)より通常営業

本年もあと僅かとなりましたが、みなさまのご来店お待ちしております。

2.12.16

Drill Viewmore / ドリル・ヴューモア Vol.3(preview)

Drill Viewmore / ドリル・ビューモアの第3回目、全3回が無事終了いたしました。
今回は表参道KATE 代表 木下公貴氏にディレクター 金野朋晃氏とスタイリストのMACO氏を迎えて行われました。



Drill Viewmore / ドリル・ビューモアは美容師さんのレベルの底上げをコンセプトに

”見る” ”聞く” ”考える” ”反復する” という「意識」する事にフォーカスしています。

美容師さんは大抵の人がテクニックに気がいきがちで、もちろん技術も重要ですが

もっと必要なのは”なぜそれを作ろうと思ったのか”とか、”なぜそうなったのか”という
普段講習やショー、SNS上では見えない部分だと考えました。
”美容師になりたい”ではなく、”どんな美容師になりたいか”という事。

何かヒントを探す工程、質感をこだわって何度も何度も練習する事、
みんなと違うオリジナリティを探す作業だったり、そこに至る考え方や意識、モチベーション。

そういうところが、東京の美容師さんに比べ地方の美容師さんが弱い部分であり、
ただ見よう見まねで技術をひけらかすが中身が伴っていない、自己満足で完結している、
地方の美容師さんにありがちな良くない現状です。

そこで東京の第一線で活躍する、3人のゲストを1人ずつ計3回。
それぞれが得意とする技術を展示してもらい、さらにそれぞれのヘアデザインや仕事に対する考え方、美容師としての在り方などについて話を聞こうという企画です。


第1部では、金野氏による実際のモデルカットを展示。
今や知らない人がいないであろうモデルさん(長澤メイちゃん)を連れて、レングスもバングもしっかりカットしてのスタイルチェンジ。少なからずある緊張感の中でもほとんどチェックカットなしのウェットカットは圧巻でした。


とても綺麗な仕事と上からではない話し方や丁寧な説明が心地よく理論立てた解説もとても説得力があります。



そしてMACO氏によるポイントメイク。

 ブローからアイロンワークの仕上げを2パターンとそれぞれストロボを焚いたシューティングを。
モデルさんが自ら動けるということもありますが、3人のチームワークと世界観が確かにあります。






2部では、木下氏によるバングの3パターンウィッグカットを展示。
”これさえ押さえておけば”というテッパンを展開図付きで教えていただきました。
木下氏は最新のSHIMAのベーシックマニュアルを監修していた方であり、そのプロセスの緻密さや簡潔な落とし込み方が素晴らしい。


そして10の質問。
①デザインの出所(好きな本やサイトなどなんでも)
②自分の作るヘアの好きな世界観やファッション観
③美容師にとって必要な事や要素(見た目や性格、考え方など)、美容師の面白さ
④お店のブランディングについて
(Kateのストロングポイント、どこまでスタッフをコントロールするかなど経験を元にアドバイスなども是非)
⑤スタッフの育成、働きたい環境作りについて(教育システムや風通し具合、個性をどう伸ばすかなど)
⑥ベーシックと似合わせの重要性
(シマのベーシックを作ったり顔まわりの展示の延長で)
SNSについての見解(個人主義/お店主義など今後の展開も踏まえて)
⑧美容師の在り方(お客さんや第3者に対してどんな存在でいたいか)
⑨売上を上げるにはどうしたら良いか?
⑩今後の美容室や美容師、美容業界はどうなると思いますか?



全3回を通して思うことは、最前線でも最高の努力と考え方で望んでいること。
当たり前のことではあるけれど、その境地のレベルが高く
やはり”ここまでやる必要があるのだろうか”とか”自分の範疇外”と考えている人が多いことも痛切に感じます。
SNS全盛のこの時代にiPhoneで撮影すらしていないとか、モデルさんが良くなかったり今っぽいヘアを作れなかったりと。そもそもの考え方ややり方を工夫したり、改革する努力が惜しまれているようです。
ファッションの先端にいなければいけない存在の人が、そういった考え方で仕事している事にショックさえ覚えますが...。

それぞれのサロンのやり方があり、考え方がありますので
今回見つかった何かをどこかで活かせていただけたらと幸いです。
少なからず自分達には”今”足りないものが見つかり、PHAMILEEが目指すところもスタッフ一同が共有できました。

長野の美容師さんに会う場面や交流する場面はとても少なく、貴重な体験でしたが
他人(人)の振り見て自分の振りを正すよい機会にもなりました。
サービスや接客が良くないと言われている長野の事情、美容師としての在り方など改めて考える時間になりました。

Drill Viewmoreに参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
また機会があれば、こういう場を提案できればと思っております。








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