13.12.13

Let some fresh air

この度、OPEN以来初めて10日間という長いお休みをこの忙しい師走に頂きまして
(自称)第2の故郷LONDONへ。

お客さまの皆様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳けありませんでした。
勝手にリフレッシュでき、いろいろ勉強になり刺激をもらってきました。


さて今回感じた何やら日本と、TOKYOと違うLONDONの"流行"のお話を少々。


まずは。
イギリスの高級スーパー『Waitrose』は最先端。
あらかじめクレジットカード等の登録が必要ですが、お店に行って下記のようなハンドスキャナーを持ってレッツショッピング。
自分で商品をピッとして、それらに関する情報を得つつ、カゴへドロップ。
お会計は、庶民のレジに並ぶのを横目に専用カウンターにてスマートに買って帰る。
モノを手に取ってスキャンして小計していくという、超エコ政策。




2つ目、『kickstarter』。
なんでもお店を出すにはお金が無い若者が、公共の場で出資者を集う。
その為に自分をアピールする映像を作り、Youtube等で公開。
出店に必要なお金が提示され、期限までに予算が集まらないとその計画は失敗。
若い才能を活かす素晴らしいサイト。
例えば。http://youtu.be/Opf1D2Eut60


そして日本食(風)。
これも相当受け入れられている様で普通の庶民スーパーでも、のり巻き風ロールやミソスープ、醤油等が買える。
そして『YO! Sushi』や『WASABI』といった和食チェーンが大人気で至る所に。
以前TVでも見ましたが、YO!Sushiなんて日本に行った事がない人が日本人のシェフも使わないのに『100%日本食』って言い切ってましたから....。


前出の日本食の影響か...コレは相当流行っているあげくヒドいのですが。
SUPERDRYJPN/極度乾燥しなさい』というアパレルブランド。
かなりの確率で肩や胸に刺繍の入ったジャケットを目撃多数。
一体なんなんだとお店に行ってみると、これまた内側のタグや商品のタグに翻訳サイトで訳された様なおぼつかない日本語の文章。


日本の魂をもった完全イギリスデザインとの事。
おそらくこれにも日本人は一切関わってない模様...。


そして『髭』。
まだまだ街には、髭のグッズ髭モチーフがいっぱい。
そしてロンドンの知り合い2人が2人、スゴい髭を蓄えていたのでした。


ポートランドっぽい内装。
個人的な見解ですが、ガラス張りのファサードに高い天井を活かした開放的な空間作りをしたオーガニックよりな飲食店や食材屋が至る所で。
黒や茶色などシンプルな色使いの店内、彩りのある商品の陳列、こだわった食材、洗練されたユニフォーム、美味しいコーヒー。
スーパーとダイナーが一緒になった様な空間。
大きなシェードのランプに大人数で大きなテーブルを大人数で囲む。そんな場所は何処に行っても人がいっぱいでした。


BookBag。
エコバックも日本では随分普及しましたが、イギリスでは大手スーパーがしっかりした作りのオリジナルバックを販売。
なかなかなお値段であり、よい出来でもあります。
そしてBookShopのバック。


これはイギリスよりもアメリカの方がデザインがステキな気がしますがロンドンでも。
薄い生地のコットンにやや長めの持ち手やしっかりした作りと生地のもの。
アパレルブランドではなく本屋さんのバック、ステキな人はたいていBookBagなのでした。



人と人の繋がりが日本よりも強いと感じるLONDON。
モノやコトは進化しているけど、ベーシックなものは昔から変わっていない。
そんな風土や文化が、異国からはとても刺激的。
こんな事はしばらく住んでいたから感じる事なのかもしれません。
しかし、大事なものを思い出した気がします。

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