18.3.11

記録と記憶

以前から予定していたのと用事があったので
まだ地震の余波の残る東京へ

一見何にも変わらない様な日常だけれど
知れば知るほどに、地震の影響というものが露になる現実

テレビのあっちとこっちを。

ロンドンでの地下鉄爆破テロの時に現地で体験した
それを彷彿させるような街の異様さ
やはり街には莫大な後遺症が残されていました
計画停電による街の静けさは看板やネオンといった色や人、喧噪を奪う

営業してない様な薄暗いファミリーレストラン内で食事をする人
入るや否や、係の人に声をかけられバケツ一杯の水を持たされてコレで流せという公衆トイレ

スーパーや薬局、ガソリンスタンドに群がる人の波と列。
いつまで待ってもやって来ないガソリン不足による巡回バス運休
3車線の左1車線が全てガソリンスタンド待ちの大渋滞
見事なくらいに物がない乾電池や食料の棚

駅に入るのに遊園地のアトラクション待ちの様な列を作り
改札を通ってホームに行く階段前で再度入場制限という、まるで凶悪犯罪が起こったかの様な厳戒な警察による規制
こんな運転本数の削減によるラッシュ時間の異様な光景に対し
昼間はやけに空いている電車内

至る駅前で、声をからし義援金を叫び求める若者達
こんな世の中の状況では、なんらかの詐欺にひっかかる人もいるのではないかと思ってしまう私の脳みそ。
普段より人で込み合っている気がする高速バス乗り場
花粉なのか放射能対策なのか、多いマスクとメガネ姿

地震の揺れの衝撃がややトラウマになりつつある高層ビル内で働く人々
スーパーブランドほどお店を閉めている実情
頑張ってお店を開けてもお客さんがいない状況

誰かが言っていたが。
被災地以外の人間にできるのは節電や義援金、物資の提供やボランティアだけではない。
それぞれの人の状況があり、被災者達を思う気持ちは皆一緒。
それを強要したりされたり、人に流されてするのではなく
自分ができる仕事をして稼ぎ、消費して、税収アップに貢献することだって一つの手段という事。
無駄な電気は節約しても、経済を動かす事。

みんながんばっている
ぼくもがんばろう

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