21.7.10

△と◯い部分

ある日,ある人のブログに"親しきなかにも礼儀あり"とあった。

たしかにそうだ。
自分も気をつけなければ、そう思った。



ある日、あるお店に行った。
そこそこ顔見知っているはずなんだけど、何回行っても素っ気ない。

悪気が無いのだとは思う。
極度の人見知りなのかもしれない。
たまたま自分が行く日が機嫌が悪いのかもしれない。

しかし思う。

お店の印象をとてもマイナスにしている。
とてももったいないし、とても残念だ。

自分もそう思われないよう、そんな事がないように気をつけよう、そう思った。



ある日、ある居酒屋に行った。

なかなか狭い店内は若い人達で賑わっている。
マスターらしき人が対面キッチンで、カウンターの常連さんらしき人と楽しそうに話している。

カウンターから一番遠い座敷には、年輩の団体がご機嫌に飲んでいる。
すると、なんだか無理な注文でもしてるんだろうか、大きな声でマスターとカウンターを挟んでしゃべっている。

その後、向こう側に聞こえないように文句を言うマスター。
もちろんカウンターには聞こえてる。
カウンターの常連さんは無視、もしくは笑っている。
しかし私たちは、内心ドン引き。

その人なりのその他のお客さんへの冗談なのかもしれない。
本当に無理難題な注文をされたのかもしれない。


しかし言うべき事ではない、するべき事ではない。
人として、マスターとして、良識ある大人として。

とにかくあまりいい気持ちがしなかったのは事実である。



人には必ずある,隙、陰、弱点、落ち度。
しかしみんな、大の大人である。
私には,信じられない事ばかりである。

その人達がどんな状況であれ、そこにいる以上他人にとってはプロである。

しかし、こういう事を見て,聞いて,体験して自分のフリを直す。
そういう事が一番大事なのかなと思う。
人に言えた柄ではない。
まず自分から。

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